MDR-CD900をいまだに使っているのですが、イヤーパッドの黒い皮の部分がぼろぼろにとれて、すでに中のスポンジが見えてしまっています。
これはさすがにいけませんね・・・。イヤーパッドはまだ良いのですが、中のウレタンリングが加水分解し、ドライバーの穴に落ちると非常に厄介。
そうなる前に交換しましょう、なのですが、たまに消耗品を取り寄せると、型番とかすっかり忘れてしまっているので、例によって備忘メモです。
イヤーパッド
- MDR-CD900ST:2-115-695-02(旧型番-01)
- MDR-CD900/7506/V6:2-115-668-03
MDR-7506用としてはX-2113-124-1が登録されていますが、X型番ですし、おそらくV6用を案内されると思います。
900ST用とそれ以外ではまったくモノが違う=音が違って聞こえますので、取り違えないよう注意。
この記事を書いている時点では、ヨドバシ・ドット・コムでサクッと取り寄せできます。ありがたいことです。
プラグ付きコード
- MDR-CD900ST:1-574-171-12
- MDR-CD900/7506:1-580-792-14(旧型番-13または-21)
- MDR-V6:1-580-792-12
初期のMDR-CD900のカールコードはべとつきやすかったですが、最近のロットは心配ないですね。V6だけプラグの色が銀色です。
ウレタンリング(各機種共通)
- 2-113-149-02(旧型番-01)
100円そこらで買えるので、定期的に交換しましょう。ぼろぼろになったカスがドライバーに落ちると厄介です。こちらもヨドバシ・ドット・コムで取り寄せできます。ありがとうございます。
ヘッドバンド組立
- MDR-CD900ST:X-2113-142-2(旧型番-01)
頭が当たる部分も皮でできていますが、これも経年劣化でぼろぼろとはがれてくることがあります。MDR-CD900ST用はヘッドバンド、スライダー、クリックケースまでが一体になった部品が用意されています。はんだ作業ができる方であれば、ちゃちゃっと交換できます。
ヘッドクッション組立
- MDR-7506/V6:X-2113-112-1
MDR-7506/V6用は、CD900STのようにセット品の用意はなく、ヘッドクッション単品で取り寄せます。ただしX型番につき修理優先で在庫僅少の場合は取り寄せNGかも。クリックケースやスライダーの仕込み、左右の渡り線の取り回しなど、はんだ作業以外の処置がやや面倒です。
なお、MDR-CD900STとそれ以外の機種では、ヘッドクッションのサイズが違うので、交換するときは注意してください。
スライダー(MDR-CD900/7506/V6共通)
- 左:X-2113-101-2(旧型番-01)
- 右:X-2113-102-2(旧型番-01)
折り畳みできるスライダー。MDR-CD900ST用は「ヘッドバンド組立」に組み込まれているので、単品では取り寄せ不可。ただしこのスライダーはMDR-CD900STにも取り付け可能。交換すると折りたためるようになります。X型番ですが、修理ニーズが少ないせいか、入手性は高いです。
ビス(各機種共通・銀色は主にMDR-CD900ST用)
- 黒5mm:7-685-232-19
- 黒10mm:7-685-235-19
- 銀5mm:7-685-232-14
- 銀10mm:7-685-235-29
あまり使う機会はありませんが、古く錆が浮いてしまっているようであれば交換しましょう。サウンドハウス等で入手可能。
ボール(各機種共通)
- 7-671-113-01
クリックケースを不用意に開けると、スプリングもろとも吹っ飛びます。無くしてしまったときには取り寄せましょう。純正でなくとも代用はききますが、こんなものもきちんと提供してくれるSONYの姿勢に感服。
スプリング(各機種共通)
- 2-113-146-01
こちらも吹っ飛んでどこかへ行ってしまったとき用。
ブッシング(各機種共通)
- 2-113-137-01
樹脂でできているので、長いこと使っていると切れたり破れたりするかもしれない。交換の際は、L側のドライバーからコードを取り外す必要があるので、はんだ作業に慣れていない方は誰かに頼んだほうがいいです。
プラグアダプター(MDR-CD900/7506/V6共通)
- 1-506-589-11
あまり必要ないかもしれませんが、紛失したけどやっぱり純正がいいというときのために。
ドライバー
- MDR-CD900ST(現行):1-542-492-31(旧型番-21)
- MDR-CD900CBS/MDR-CD900ST(初期):1-505-093-11
- MDR-7506/V6(初期):1-505-076-11
- MDR-7506/V6(現行):1-542-491-31(旧型番-11)
- MDR-CD900用:1-505-076-21
ドライバーが壊れた経験はなく、興味本位です。当初は「1-505-」で始まるPartsNo.だったようです。現在は「1-542-」になっています。興味深いのは、MDR-7506とMDR-V6の部品番号が同じであること。ハウジングのシールの色と、プラグの素材の違いしかなく、どういう差別化を図っていたのでしょうか。MDR-7506のほうが若干後発だったので、MDR-V6は早々にディスコンにする予定だったのかもしれませんね。
またまたとりとめのない記事でした。違っているとかあったら教えてください。
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