2011年2月アーカイブ

「ROMの書き換え」という言い回しをきくと、じゃっかんの違和感を覚える。

ROMとは、文字通り、「Read Only Memory」、つまり、読み出し専用のメモリである。

したがって、基本的には一度書き込んだらあとは読み込みしかできない。

しかし実際には、全部または一部を書き換えられるものが多いため、「ROM書き換え」というフレーズが聞かれる。

BIOSやファームウェアなど、ハードウェア全体を制御するソフトウェアが書き込まれていることが多く、「BIOSアップデート」や「ファームウェアの更新」という場合、当該ROMを書き換えることになる。

基本的には、読み「書き」を頻繁に行うためのメモリではないため、これらの更新作業は、特別なソフトウェアを使って行うことが多い。

また、その作業に失敗すると、ハードウェアそのものが機能不全になってしまうこともある。

***

ちなみに、「ROM交換済」「ROM更新済」などとある場合があるが、こちらであれば何となく違和感がない。

アーカイブ