先日ジャンクでゲットしたX250には、「Intel Dual Band Wireless-N 7265」が付いたのですが、それを交換したというリポートです。
メインマシンでもないのに、何のためにスピードアップさせるのでしょうか。自分でもよくわかりません!
付いていたアダプターは↓
Windows10では以下のように認識します。
デュアルバンド対応のものは、5GHzで接続できます。ただし802.11acには非対応で、802.11nまで。
リンクアップ速度も300Mbpsまで。
さて、Intel 7265シリーズのラインナップは以下のとおり、
- (デュアルバンドでない)Wireless-N 7265(2.4GHzのみ対応・5GHz非対応・最大300Mbps・2x2)
- Dual Band Wireless-N 7265(2.4GHz・5GHz両対応・最大300Mbps・2x2)
- Dual Band Wireless-AC 7265(2.4GHz・5GHz両対応・最大867Mbps・2x2)
があり、当機はちょうど真ん中のグレードに当たります。
「Wireless-N 7265」の実測値は、HTTPスループットでだいたい250Mbps、宅内NASへのネットワークアクセスでも240Mbps程度なので、規格理論値の8割程度をマークし、良好な通信品質といえます。
しかしながら実用面では、NASへのアクセスが240Mbps→30MB/sとUSB2.0程度の転送速度にとどまり、USB3.0が当たり前になっている昨今では少々見劣りします。
サブマシンなのでそれでも十分のスペックなのですが、無性に「ac」対応させてみたくなりGoogle先生に教えを乞うも、あまり試している人はない模様。
それもそのはず。acの性能が必要な人は最初からacアダプタを積んだThinkPadを買いますよね。。
気を取り直して、、LENOVO対応を謳う「Wireless-AC 7265」カードはさほど高いものでもないことがわかったので、AmazonからLENOVO純正のものを取り寄せてみました。
早速取り付け。「アンテナが対応していないのでだめでした」みたいな展開も内心期待?していたのですが、結果あっさり認識して、867Mbpsのリンクアップに成功。
↑AC対応になりました。
↑866.7Mbpsで接続できました。
NASアクセスも80MB/sほどにアップ。つまり640Mbps程度は確保できているので、やはり規格理論値の8割弱の通信速度を得ることができています。
といっても何かの作業をするパソコンではないので、ただ867Mbpsで接続した画面を見たかっただけ。。
ちなみにWireless-AC 8260を搭載したX270で試した結果は↓
7265とほぼ同じ結果でした。
ルータやNASの性能にも依存すると思われますが、7265ACと8260ACに大差はないものと推察されます。
ここまでの出費:約23,000円
本体:5,000円
SSD:5,000円相当(500GBのもの。デッドストックより捻出。)
RAM:3,000円相当(DDR3L-12800 8GBのもの。デッドストックより捻出。)
LCDパネル:7,000円(1920x1080 FHD IPS液晶)
WiFiカード:3,000円(Intel Dual Band Wireless-AC 7265)
そろそろやめておかないと、ジャンクを安く買った意味がなくなりそう。
でも、そもそも当初の購入目的が「ミニ四駆的にいじること」だったので、もう費用対効果とかそういう次元の話ではないのです。
追伸:X240の場合は7265ではなく、7260が適合すると思われます。
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