京王線が停車駅誤通過で閉鎖前の踏切に突入

| コメント(0) | トラックバック(0)

という事故があったそうです。

これは怖い。いくつかの記事を読んだところ、先頭車両が通過したのは、ちょうど遮断機が下りたタイミングだった、とのこと。

それが本当ならば、遮断機が完全オープンのまま通過したわけではなかったのでしょうけれど、いずれにしてもまずいものはまずい。

そして、何がまずいのか。

  • まず、当該運転士には問題がありました。少なくとも今回の場合、この運転士は「ICカードの挿し込み不十分」、「本来停車しなければならない駅を誤って通過する」という事故を起こしています。したがって、「運転士に責任はない」という議論は奇異に思います。
  • そこで重要なのは、このミスに関する責任は明確にしながらも、「踏切を暴走したこと」とは、分けて考えなければならないということです。
  • ひいては、開いた状態の踏切を列車が通過するという二次災害を防止するシステムが、有効に機能する状態で準備されていなかったことが問題になります。
  • 所定のカードを運転台に挿入し、停車駅の誤通過を防止する装置を搭載していたようですが、今回、カードの挿入が甘かったために、正常に機能しなかったとのこと。少なくとも、正しく挿入されないまま、列車が運行されることのないような機構が必要だといえます。極端にいえば、発車できないようにしてしまってもよいでしょう。そこまですると運用上ネックになるのならば、大きな音量でアラートが鳴るなり、指令への指示を促すなり、別の方法はいくらでも考えられます。
  • さらに、踏切と信号の連動についても気になります。東急の新しいATCでは、踏切が閉まるまでは、当該踏切の手前までに停車できるような車内信号を出すような仕組みになっているそうです。このことに比べると、京王の踏切に対するフェールセーフは、甘かったと言われても仕方ありません。
  • それとおまけに。事故を起こした運転士に対して、懲罰的要素の強い措置は、好ましくないでしょう。

とりあえず、こんなところでしょうか。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://yamais.net/mt6/mt-tb.cgi/133

コメントする

アーカイブ